大人気ふすま入りベーコンエピの作り方・成形の方法

うちの子供にもお友達にも大人気なのがベーコンエピ。
フランスパンの生地の中に塩気のあるベーコンと、粒マスタードをたっぷり。
粒マスタードがとてもいいアクセントになって何個でも食べられるパンです。

今日は少しでも糖質オフのために、ふすま(ブラン)入りで焼いてみました。

ふすまとは?

小麦ふすまとは小麦の外皮部分で『ブラン』とも呼ばれ、白い小麦粉を作る際に取りのぞかれるものです。しかし小麦ふすまには豊富な食物繊維と栄養が含まれており、通常の小麦粉のみに比べて低糖質・低カロリーなことから健康食材として注目されています。

コンビニなんかでもさまざまなふすまパン(ブランパン)が販売されていて、大人気ですよね。
パンは美味しいけど、ダイエット中の方には抵抗のある食べ物です。
少しでも糖質オフできたら罪悪感も減りますよね・・・焼け石に水な気もしますが。
でも栄養価も高く体にはいいものなので積極的に取り入れていきましょう!

ふすま入りベーコンエピのレシピ

ふすま入りベーコンエピの作り方ですが、生地にふすまを配合する以外は通常のベーコンエピの作り方と一緒です。
本日のベーコンエピのレシピはこちらのレシピを参考にさせていただきました。
バター風味のフランスパン生地*HB手捏ね

とても成形しやすいレシピです。それを参考に倍量で自己流でふすまを!
以下の生地でベーコンエピ6本と、余った生地で栗の渋皮煮入りのミニフランスパンを焼きました。

・リスドォル(フランスパン用の準強力粉) 250g
・小麦ふすま(粗挽き) 50g
・水 100g
・牛乳 100g
・塩 5g
・砂糖 15g
・ドライイースト 4g
・無塩バター 20g

ベーコンエピの具
・ベーコン 6枚
・粒マスタード 適量

栗入りミニフランスパンの具
・栗の渋皮煮 4粒

ベーコンエピの作り方

1、生地をこねて一次発酵(HB)
いつものようにHB(ホームベーカリー)で生地作成。
水、牛乳は常温に戻してから加えると発酵が早いです。
フランスパンの場合はHBじゃなく手ごねの方がいいんでしょうが楽さに負けてHBです。
フィンガーテストをして一次発酵の見極めをする。

2、作る個数分に丸めてベンチタイム
ふすま入りベーコンエピの成形1

この時点で楕円形に成形すると縦に伸ばしやすくなります。
ベンチタイムは15分くらい。
今日はベーコンが足りなくなったので楕円に伸ばしたものを丸にするという無駄な動きがありました。

3、それぞれ成形する
ベーコンエピは縦横に楕円に伸ばします。細長〜く。
粒マスタードを塗り(辛いのが嫌いな方は少なめに、刺激的な方が好きな方はたっぷり)ベーコンを乗せます。
巻き込むように三つ折りにしてしっかり閉じます。閉じ目を下にして二次発酵。
パンは縦にはあまり伸びないのでこの時の長さがほぼそのままパンの長さになります。

ふすま入りベーコンエピの成形2

二倍程度の大きさになるまでオーブンの発酵機能を使います。(35度スチーム)二次発酵が終わった状態です。
二次発酵が終わったら、ハサミで豪快に切れ目を入れ左右に倒します。

ベーコンエピの成形 二次発酵後 ハサミを入れる

栗入りミニフランスパンは楕円にしてしまっているので縦にも横にも伸ばしてなるべく丸に伸ばします。
栗を真ん中に乗せ口をしっかりと閉じます。閉じ目を下にして二次発酵します。先っぽを栗のようにとんがらせてみました。

初めからミニフランスパンを作るなら丸く成形してからベンチタイムしてください。笑
今回の量は一度で焼けないのでミニフランスパンの方は室温で二次発酵させ2回目に焼くことにしました。

ミニフランスパン 二次発酵後

二次発酵が終わったところ。

4、パンを焼く
どちらもしっかり予熱したオーブンで200度15分〜20分くらい焼きます。焼き色を見ながら焼きます。
フランスパン焼きコースがあるオーブンならそれを使うのもありです。
220度くらいで予熱すると開けた時の温度低下を防ぎます。

ふすま入りベーコンエピ 焼き上がり

ミニフランスパン 栗の渋皮煮入り 焼き上がり

中はこんな感じになっています。

ふすま入りミニフランスパン 栗の渋皮煮入り 断面図

断面図。栗があんこのようになってほんのり甘くおいしいです。
でももう少し小さいパンにして栗とパンの分量を同じくらいにした方がよりおいしいでしょうね。
次はそうしよう。

どちらも焼きたてが一番美味しい!ふすまを入れると香ばしく感じます。
冷めてもおいしいですが、食べる前にトースターで少し温めると美味しいです。特にベーコンエピは。

ふすま(ブラン)はどこで買える?

健康にもダイエットにもオススメなふすまは普通のスーパーではなかなか見かけません。
パンやお菓子の材料を売っている専門店では最近は大抵買うことができます。
ふすまには粗挽き、細挽きと種類があります。今回のパンに使ったのは粗挽きのものです。
ざくざく(ざらざら?)とした食感が楽しめます。

富澤商店では100g、500g、1kgといろんなサイズで販売されています。